講演「一日中小企業庁inふくしま」
2月9日(火)福島市のザ・セレクトンで開催されました
「一日中小企業庁」にて、パネリストとして参加させていただきました。
定員200名のところ、なんと300名を越える来場があったそうです!
会場は満員御礼!
県知事をはじめ、中小企業庁、東北経済産業局の方々など...
なかなかお会いすることのできる方々ではございませんので、
この機会をお借りして、
一旅館経営者として...抱える課題をお話致しました。
以下に要約をまとめてみましたので、
菅野(豊臣)はこんなことを考えているのか!と、
少しお気に留めていただければ幸いです。
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● 地域ぐるみの「おもてなし」
私ども、旅館は観光業であり、地場産業です。
地域の活性化に何が必要か...と考えたとき、「人」は重要です。
「定住人口」を増やすことも大事ですが、なかなか難しいのが現状です。
そこで、
「交流人口」を増やすことに力を入れるべきだと考えております。
そのとき、力を発揮するのが地域ぐるみの「おもてなし」です。
「あそこの名物大福、食べたかい?●●に来たら、あれを食べないと~」
「あっちにも足湯があるんだよ」と...、観光客の方に何気ない一言をかける。
それを聞いた観光客の方は、
「地元の方が言うんだったら、それを食べてみたいな。そこに行ってみよう」
と、立ち寄るきっかけになるのではないでしょうか?
(交流人口の増加が、どんな効果を生むか...ちょっと考えてみて下さい!)
地元の飲食店、お菓子屋さん、お土産物屋さん、果物屋さん、クリーニング屋さんなどなど...
「おもてなし」を観光業だけの課題とせず、みんなで取り組めたらもっと地域がよくなるはず!
と、お伝えしました。
国や県が旗振りをしてくだされば、我々もできることが増えますので!
是非、ご検討頂きたいです。
● 保育園の整備
昨年7月に開園を迎えた事業所内保育園は
おかげさまで園児も21名(2月1日現在)に増えました。
保育園をきっかけに入社する社員もおり
「豊和保育園があるおかげで、
子どもを安心して預けて働かせていただくることがしあわせです。」
と、経営者としても喜ばしいメッセージもいただいております。
中小企業に限らず、働き手の確保はどこでも課題です。
企業としての働く環境整備はもちろんのこと、
それを進めるにあたり、役所にはスピード感のある対応をお願いしたいです。
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製造業を中心に、異業種の経営者の方々のお話も伺えましたし、
特別講演・株式会社エーワン精密の梅原氏の経営の考え方は大変興味深く、
学びの多い一日となりました。
この度も、お声掛け及び、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!